週刊 2034年アイドルの旅 第9回(4U)

この連載、ひとまず今回を含めて、残すところあと2回となっている。次回のKARAKURI共々、始めたばかりであったり、入り口で足踏みしている人の予備知識になれる記事を、最後まで書いてゆくつもりなので、よろしくどうぞ。

今回紹介する4Uは、アイドルというよりはバンドだ。なので、この連載のタイトルは正確には間違っていることになるが、多目に見ていただきたい。

さて、この4Uは主人公たる支配人の率いるナナスタが立て直し中である2034年に、デビューした人気ロックバンドである。

物語上はナナスタのアイドル達のライバルとして登場することになる。どうやらアイドルを目の敵にしているようだが……？

彼女達がナナスタと戦う理由は、｢ep4U｣にて詳しく描かれている。ナナシスでも屈指のシナリオなので、後は自分の目で確かめてほしい。

シナリオはネタバレを避ける都合語れないので、それ以外の音楽について語ろう。

4Uとの接触を繰り返した777☆SISTERS、彼女たちはその後、4Uに音楽的な影響を受け、ベース等を楽曲に混ぜ始めた。一方の4Uも、デビュー曲ではバリバリにロックで攻めていたのが、777との出来事で成長をしたのか、次の曲では幾分か余裕を持った歌になっている。

4Uの知名度だけではない、影響力の高さ、そして大きく成長できる若さがよくわかる。

そんな時代を駆け抜ける4Uのメンバー3人は彼女達だ。

九条ウメ

16歳の4Uボーカル。ぶりっこキャラを作っているが、素は決して悪い子ではない。

ナナスタのメインを務めるハルとは色々と対照的な子。

鰐淵エモコ

4Uでベースを務める16歳。その毒舌により、ウメとはちょいちょい険悪な雰囲気になっている。

名前の由来が不幸(ハードラック)と踊(ダンス)った人って噂はマジなんですかね？

佐伯ヒナ

4Uのドラムを担当する16歳。平時の4U唯一の良心。そして4Uでエピソード等で最も不遇。そして大食い。

ドラムだけにドラム缶って思い付いたやつは両手をあげろ。

777やセブンスとはまた違うパンチの効いたキャラのメンバーたちだ。今後も777と共演することを期待したい。

と、思っていたら8月に早速同じステージに立つそうで、4U全員の初ステージとウメとハルの共演がこんなすぐ見られることに喜んでいる人も多いのではなかろうか。

中の人は雑誌のインタビューで色々やりたいと欲張りなことを言っていたので、次のライブ以外にもこれから様々なことをしてくれると期待していい……かも？

次回はKARAKURI。カードとしてもグループとしても特殊なユニットを紹介する。